
ほぼ毎日、「仕事に行きたくない・・・」と感じる【仕事行きたくない病】。
朝起きたタイミング、出社途中、次の日が仕事の日の休日。
様々なタイミングでそう感じるのは辛いですよね。
おそらくそれが結構なストレスになっていることでしょう。
その状態のまま放っておくと最悪、本当の病気を発症する可能性も。
そこで、今回はストレスを溜め続けてしまう今の状況を、
改善するために仕事行きたくない病を克服する方法をご紹介していきます。

1.仕事行きたくない病が本当の病気になる前に・・・
仕事行きたくない病が本当の病気になる前に早く行動に移しましょう。
「仕事に行きたくない・・・」
「仕事に行きたくない・・・」
そう感じ続けている今の状況は結構危険ですよ。
行きたいくないと感じる理由は人によって様々かと思います。
ただ確実に共通しているのは「仕事が原因」ということ。
仕事内容、仕事の人間関係、過酷な労働環境。
などなど、
仕事関係で何かしらのストレスを感じている状況なわけですね。
その状況が危険。
仕事のストレスと病気は密接に関わっているからです。
1-1.うつ病になった原因の上位3位が仕事関係
<うつ病になった主な原因は?>

出典元:株式会社ユーツープラス 「うつ病当事者への500人アンケート調査」
見ていただければ分かるように原因の上位3位は全て仕事関係。
「そんな極端な・・・」
と思う方もいるとは思いますが、大げさにお伝えしているわけではありません。
ストレスは日々蓄積していくもの。
そのストレスの原因が仕事であれば蓄積具合はなかなかのものです。
仕事をしている時間は生活の大半を占めますからね。
蓄積していったストレスが限界を超えれば・・・
本当の病気になってしまうかも。
取り返しのつかないことになる前に、
早く行動に移しましょう。

2.仕事行きたくない病を克服する方法
結論から言えば、今の状態。
仕事行きたくない病の状態から前向きに出社するためには、
自分を変えるしかありません。
今よりも我慢強くなる。
今よりも大人になる。
今よりも・・・
とか、そんなことを言いたいワケではないのでご安心を。
「仕事に行きたくない」と感じている自分を変えればいいのです。
仕事に行きたくない自分を変えるのはたったの2ステップです。
<ステップ1>
仕事に行きたくない原因を追求する。
<ステップ2>
その原因に対する考え方を変える。
この2ステップのみです。
もしかしたら根本的に解決しようと、
「仕事やめようかな・・・」
「転職しようかな・・・」
と漠然と思っている人がいるかもしれませんがその発想はあまりよろしくないでしょう。
次の職場でも同じ状況になった場合。
また、やめますか?
また、転職しますか?
ってことになりかねません。
ただし、心身ともに限界がきている人は別です!
その場合はすぐに仕事をやめましょう。
健全に生活をするための手段の1つが仕事です。
それで体を壊してしまっては元も子もありません。
今からご紹介する解決策はあくまで、
「仕事を辞める気はないけど、仕事には行きたくない・・・」
という方向けの内容です!
単なる仕事のパフォーマンスのためだけではなく、
自分の健全な生活のために、あなたを気にかけてくれている周りの人たちのために。
病に立ち向かい、仕事行きたくない病を克服しましょう。
以下でステップごとにご説明していきます。
2-1.行きたくない理由にしっかりと向き合う
行きたくないと思う理由にしっかりと向き合う。
まずはここからです。
これが、簡単なようで結構難しいですよ。
理由が1つではなく複数ある場合の方が多いはず。
自分の精神を追い詰めている原因が何か。
徹底的に探しましょう。
探すのは
漠然とした、
「仕事が面白くない」
「周りに気を遣うのがしんどい」
ではなく、
「ミスをして怒られるのが嫌でビクビクしながら毎日過ごしている」
「○○さんに嫌われていような気がするため会話する時にすごく気を遣う」
「残業時間が多く体力的にしんどい」
など、具体的な理由を。
紙とペンを用意して、全て書き出していきましょう。
悪口でもなんでもOK。
不満をぶちまけてもOK.
このように行きたくない理由にしっかりと向き合うことで、
意外と気持ちがすっきりするだけでなく、
「自分は何に悩んでいるのか」
「何が原因で仕事に行きたくないと思っているのか」
が鮮明に見えてきます。
この作業をした結果。
見つけることのできた本当の行きたいくない原因。
その原因が次のステップで必要なキーに。
次のステップに進まずとも、もしかしたら・・・
行きたくない理由にしっかりと向き合い、明確な理由を把握できることで、
・誰かに相談する時により明確なアドバイスが貰える
・原因を把握できることで、気持ちに余裕が生まれる可能性がある
と言ったように、これだけで問題を解決する糸口が見つかる可能性もあります。
まずは、行きたくない理由を徹底的に追及してみてください。
案外これで、気持ちが楽になり悩みから解放される方もいます。
この方法は、仕事に関することだけでなく悩みごと全般に効果的です。
悩みの多い方は是非、実践してみてください。
2-2.原因に対する考え方を変える
行きたくない理由。
その原因に対する考え方を変えましょう。
少し冷たい言い方かもしれませんが、
結局のところ全ては考え方次第です。
正直、どこの環境でも、
しんどいこと、辛いこと、理不尽なこと、理解できないこと。
数えきれないほどあります。
その都度、気持ちが折れてしまうと同じことの繰り返しになってしまいます。
そうならないように、
物事を前向きに捉える努力をしてみてください。
先ほど、行きたくない理由に向きあっていただいた作業がこのステップで使えます。
例えば、
仕事に行きたくない1番の理由が「嫌な上司がいる」だった場合。
自分は絶対にこうはならないように反面教師として接する。
上司の尊敬できる点を頑張って探し、
その点のみ吸収できるように努力する。
「こいつ、嫌だなぁ…」
と思う上司や会社の人と表面だけでも上手く接することができれば、
あなたのヒューマンスキルはハンパなく向上します。
ぶっちゃけ、あなたの今後の人生のためのだだの練習台。
みたいな感じに考え方を変えることができれば気持ちが楽になるはずです。
行きたくない原因にしっかりと向き合った後は、
どうすればその原因を前向きに捉えられるか徹底的に考えましょう。
冗談抜きで、少し考え方を変えるだけであなたの世界は結構変わります。
他人は変えられなくても、自分を変えることはできます。
いきなり、考え方を変えるのは難しいかもしれません。
少しずつで大丈夫です。
物事を別の角度から見る練習をしてみてください。
なかなかそんなふうに強引に考え方を変えられない。
そんなあなたには、「本」の力を借りるのをオススメします。
個人的にも悩んでいた時期に、
「本」に結構助けられました。
近くの本屋さんに行けば、
必ずあなたのタメになる「本」が一冊はあるはずです。
是非、一度足を運んでみてください。
個人的におすすめな「本」を少しご紹介します。
2-2-1.前向きな考え方を手に入れる時にオススメの本
<仕事で疲れたら1分間だけ読む本>

著 者:松本 幸夫
出版社:成美文庫
URL :仕事で疲れたら1分間だけ読む本
精神的に少し疲れているあなただからこそ読んでほしい。
さっと読める内容で本の中では、96個のケア術が紹介されています。
その中には、必ずあなたの疲れを癒すケア術が一つはあるはずです。
考え方を変えるきっかけになること間違い無しの一冊。
<引きずらない人は知っている、打たれ強くなる思考術>

著 者:豊田 圭一
出版社:クロスメデイア・パブリッシング
URL :引きずらない人は知っている、打たれ強くなる思考術
仕事が原因のストレス。
仕事に行きたくないと感じている人はそのストレスに悩まされているはずです。
そのストレスを感じさせない「打たれ強い人」
そんな人になるための思考術が分かりやすく書かれています。
「今よりも精神的に強くなりたい」そう感じている人は必ず読んでみてください。
何も行動することなく、
悩みが解決することは稀です。
例え、些細なことでも構いません。
何かしら悩みを解決するための行動を起こしてみてください。

3.日々の生活の中に楽しみを見出すのも効果的
最後にすぐに実践できるリラックス方法をご紹介します。
それは、ズバリ生活の中に楽しみを増やしていくことです。
日々の生活で疲れているあなたを癒すには、
日々の生活に楽しみを増やすのが割と効果的です。
例えば、仕事後にご褒美を設定してみる。
仕事後のビール、DVD鑑賞、ゲーム、
なんでも構いません。
気分転換できる楽しみを自分へのご褒美にしましょう。
3日頑張った時は◯◯。
一週間頑張った後は●●。
みたいに自分の中で一定のルールを決めて過ごしてみるのも楽しいかもしれません。
仕事のことを一切考えなくて済む時間を作り、
その時間を大切にしましょう。
・ひたすらカラオケで大熱唱
・ひたすら寝る
・体を動かす
なんでもOKです。
自分の好きなことに使える時間が1時間、
1日の中にあるだけで結構気持ちが楽になるはずです。
リラックスできる何かを日々の生活の中に取り入れていきましょう。
4.まとめ
仕事行きたくない病を克服する1番の方法は、
自分の考え方を変える、それが1番効果的です。
そのために、まずは行きたくないと思う理由にしっかりと向き合ってください。
そして、その原因に対し、
どうすれば前向きに取り組めるようになるか徹底的に考えてみてください。
それが、一度できれば今後も「行きたくない」と感じた時に自分で立ち直れるようになります。
精神論かもしれませんが、この方法が1番効果的なのです。