知識・テクニック

就活生が絶対に知っておきたい業界研究の全て

この記事は約6分で読めます。

「業界研究って具体的に何をすればいいの?」
と方法について模索している就活生。

中には、
「そもそも業界研究をやって意味があるのか・・・?」
と半信半疑な就活生。

その気持ち痛いほど分かります。
結論から言えば、業界研究は絶対にやっておくべき作業。

なぜ、必要なのかに触れ、
業界研究へのモチベーションを上げていただきながら
「効率の良い業界研究のやり方」について解説していきます。

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1.業界研究、ちょっとその前に・・・

いきなり業界研究に取り掛かるのはNG。

何事にも順序があります。
業界研究をする前に必ず自己分析をしておきましょう!

「自己分析は完璧!」
という方は読み飛ばしてOK!

就活の準備作業をまとめると・・・

1.自己分析

2.業界研究

3.企業研究
↑こんな感じです。

自己分析で、
どんな仕事であれば自分はやりがいを持てるのか
仕事に対する適正
自分は将来仕事で何を実現したいのか
について把握し、

業界研究で
自己分析で把握した自分の情報を元に
どの業界であればそれが実現できるのか調べる。

そして、最後に企業研究で
企業ごとの特徴について見ていきながら、
実際に志望する企業を選んでいく。

ざっくり説明すると以上のような流れです。

そのため、まずは自己分析に取り組んでください!

自己分析については、
以下の記事で説明していますので、
自己分析がまだの方は先にこちらをチェック!
<なぜ、就活生は自己分析をしなければならないのか>

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2.就活生が業界研究をしなければならない理由

先ほど、さらーっと業界研究の意図をご説明しました。
それ以外にも業界研究にはもっと大きな意味があります。

業界研究に取り組む1番の目的は、
「自分の将来のため」です。

その目的を達成するための過程で、
・面接対策
・応募書類対策(ES、履歴書)
など、就活における強力な武器が手に入るのです。

キレイごとではありませんよー。
しっかりと業界研究が行えれば、

「どの業界が自分に合っているのか」
「どの業界であれば、モチベーションが上がるのか」
明確に見えてくるでしょう。

つまり、
「自分はどんな仕事がしたいのか」よりリアルに把握できるのです。

少し脱線しますが、
新卒の離職率は3年以内で3割以上とも。

辞める理由として、

・思っていた仕事と違った
・やりがいがない
というのが上位に食い込んできます。

業界研究にしっかりと取り組み、
どんな仕事に就きたいのか明確に把握できれば、
辞める可能性を少なくすることにも繋がるのです。

辞める=「悪」というワケではありませんが、

せっかく就活頑張って、すぐ転職活動って結構しんどいですよね。

将来のリスクを減らすのも、
「自分の将来のため」と言えるでしょう。

目先の「就活」に囚われすぎることなく、
「自分の将来のため」に業界研究にしっかりと取り組んでいきましょう!

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3.業界研究のスタートは、「業界地図」から

何から手をつければ・・・
となりがちな「業界研究」

まずは、全体像を掴むために、
「会社四季報 業界地図」を活用しましょう。

<会社四季報 業界地図>

出版社:東洋経済新報社
URL: Amazon

一通り目を通していきながら、
興味のある業界を2~3つピックアップしてください。

そして、その業界の情報を集めていきましょう。

最初に集める情報としては、
・業界の市場規模(業界全体で売り上げがどれくらいか)
・業界の主要企業の売上と純利益(自動車業界ならトヨタ、スズキなどなど)

業界地図にはご丁寧に書いてくれています。
業界内での相関関係が見えてくるのも面白いはず。

この段階で、
誰を相手にしている商売なのか(BtoB BtoC)
自分がこの業界に就職したらどんな仕事をするのか

など漠然とイメージできてくるはずです。

情報を集めたら次は業界の
現状と抱えている課題、そして今後の展望を調べていきましょう。

業界地図にも書いてくれていますが、
ネットなどからも情報を拾い自分の言葉でまとめていってください。

日経新聞などからでも情報は入手できます。
新聞で書かれている内容を更に掘り下げていきましょう。

何が原因で業界の調子がいいのか
逆に何が原因で業界の将来性が危ういのか

業界の好不調には必ず直接的な原因があります。

業界は独立して事業をしているワケではありません。
他の業界とも密接に関わりながらビジネスを成立させています。

もしかしたら、
関連業界の好不調がそのまま、
調べている業界の好不調と密接に関わっているケースもあるかもしれません。

調べていく中で、気になる関連業界についても積極的に調べていきましょう。

関連業界や業界内での相関関係が把握出来てきたら、
業界の事情や業界の仕組みをもう少し掘り下げてみていきます。

簡単に言えば、
「どのようにしてビジネスが成り立っているか」

ここまで掘り下げていくと、
結構色々なことが見えてくるので面白くなってくるはずです。

3-1.興味のある業界を「本」でさっと研究する

様々な業界を知ることが出来るので、
先ほどご紹介した「業界四季報 業界地図」がまずは1番オススメ。

既に特定の業界が決まっている、
もしくは業界地図で業界研究を進めていくうちに掘り下げたい業界が見つかった方。

以下のシリーズもおすすめです。

それは、

〇〇業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」シリーズです!

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↑こんな感じの表紙。
参考URL:Amazon

食品、
アパレル、
建設、
ホテル、
医薬品、
通信、
不動産、
物流、
保険、
旅行、
化粧品、
金融、
広告、
銀行、etc・・・

恐らくほぼ全ての業界を網羅してくれています。

業界の仕組みから儲けのシステム、業界が抱えている課題や将来性など。
非常に分かりやすくまとめてくれています。

この本を読めば、
「業界についての基礎知識はバッチリ!」
と自信を持って言えるはず。

掘り下げて調べたい時に重宝すること間違いなし!

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 4.業界研究はノートにまとめて保管する

業界研究はやって終わりではもったいないです。
せっかく情報を集めて分析した成果はノートに保管しておきましょう。

いつでも見返せますし、新しい情報をその都度書き足すことができるので非常に便利。

フォーマットは以下のような感じで作っていただければいいかと思います。

<業界研究ノート:フォーマット>

業界研究
業界名 
市場規模 
仕事内容 
業界の現状 
業界の課題 
業界の展望 
業界の主要企業 
関連業界 
業界の平均年収 
業界の平均年齢 

業界研究は一度取り組んで終わりではありません。
気になった情報はその都度ノートに書き足していきましょう。

説明会やOB・OG訪問など、様々な機会で情報は追加されるはずです。
他の就活生に差をつけるために、
常にアンテナは張り続けておきましょう。

5.まとめ

いきなり業界研究に取り組むのはNG.
まずは、自己分析にしっかり時間をかけてください。

業界研究は一度取り組んで終わりではありません。
就活が終わる最後の時まで、
積極的に情報を集め整理し、自分の知識としていきましょう!

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