知識・テクニック

自己分析はこれで完璧!厳選した4つの方法を徹底解説!

この記事は約12分で読めます。

「どの方法で自己分析を行えばいいのか・・・」
と困っている就活生は多いのではないでしょうか?

就活定番の自己分析。
これの出来が就活の結果を大きく左右します。

結論から言えば、
価値ある自己分析にするためには複数の方法を組み合わせるのがベスト。

自己分析を完璧な状態にするために、

・自己分析を行う本当の目的
・厳選した自己分析の方法4つ
この2点を中心に解説していきます。

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1.自己分析とは<自分の将来のため>に行うもの

勘違いしてしまっている就活生がいるかもしれませんので、念のために。

就活における自己分析とは、<自分の将来のため>に行うものです。

もしかしたら多くの就活生は、

・内定を貰うために!
・面接対策やエントリーシート対策!

もしくは、
・就活本に必要だと書いてあった
・先輩からやっておいた方がいいと言われた
・周りの友人たちが取り組みはじめた

↑このような感じで自己分析を始めようとしていませんか?

いわゆる・・・<就活のため

当然、その答えも間違っているワケではありません。

しかし、
内定をもらうことがゴールではないのです。

 少しうざい言い方ですが、
「希望していた企業に就職決まったし人生終了―――!」
なんて人いませんよね。

内定の獲得は、次に進むステージの通行証を手に入れただけです。

就活中は、内定の獲得に必死になってしまいがちですが、
当然、内定後も人生は続いていきます。

その後のことをしっかり考えられていないと痛い目みるかもしれません。

少し余談ですが、
新卒の離職率は3年以内で3割以上と言われています。

↓これがその証拠。出典元URL:厚生労働省

学歴離職率(1年以内)離職率(2年以内)離職率(3年以内)
短大卒18.1%30.8%41.5%
大学卒12.2%22.8%32.3%

・企業とのミスマッチ
・自分自身の甘さ
・仕事内容が合わない
・自分の能力が活かせない
・引くほどのブラック企業

そこには、様々な理由があるでしょうが、
適当に就活してしまったツケが回ってきたケースが多いように感じます。

自分自身のことを把握していないまま、
企業のネームブランド、大企業と言った価値だけで志望し運良く内定GET。
入社して「あれ?理想とは違うな」→退職。

しっかりとした準備に時間をかけず、
入れそうな企業を志望し無事内定GET。
入社して引くほどのブラック企業。→体調崩して退職。

極端過ぎるかもしれませんが、↑のケースにはなりたくないですよね?

そのために行うのが、
就活のための自己分析ではなく自分の将来のための自己分析なのです。

全てがそうとは言えませんが、
入社してすぐに離職すると再就職が難しくなります。

「すぐ辞めるやつなんていらねーよ」
という風潮が残念ながら日本には根強く残っているのです。

良い大学を出ていても就職してすぐに辞めてしまったことで、
非正規社員に甘んじてしまっている方は結構います。

今の時期にしっかりと自己分析をしていないと、
後の人生的に大きな損失が生じる可能性大

自己分析は簡単に言えば、
「自分がどんな人間なのか」を自分で理解するために行うもの。

仕事の適正や、
自分の強み、弱みを把握し、
自分はどんな仕事にやりがいを持つのか
どうすればモチベーションを維持できるのか、etc・・・

それらを自分自身が把握しておくことで、
「本当に自分が就きたい仕事は何か」
「今後、どんな人生を歩んでいきたいのか」
など、今後のキャリアプランが見えてくるはずです。

内定後の人生までしっかりと考えるには、
就活のための自己分析では思うような成果は出ないでしょう。

逆に自分の将来のためと明確な目的を持って、
自己分析に取り組めば同じ時間でも成果は何倍も違ってきます。

自己分析は、
<就活のため>ではなく<自分の将来のため>に行う。

ここだけは絶対にブレないようにしてください。

1-1.とは言っても就活対策的に自己分析は絶対必須!

とは言っても内定を勝ち取る上でも自己分析は非常に大切。

しっかりと自己分析が行えれば、
希望している企業から内定を貰える確率は必ずUPします。

とりあえず、
四の五の考えずに真剣に取り組んでください。

真剣に取り組んだ人にはきっと分かるはずです。

ちなみに、
偉大な先輩たちが就活中にやっておけばと後悔しているランキングの圧倒的1位

それが自己分析。
参考元URL:gooランキング

企業での選考はその多くが「自分がどんな人間なのか」を伝えるもの。
自分という人間が評価されて選考が進んでいきます。

就活における面接やエントリーシートでは、
嫌になるくらい自分のことを聞かれますよね。
(当然ですけども・・・)

「あなたはどんな人ですか?」
「長所や短所は?」
「あなたは将来うちの会社でどんな仕事をしたいですか?」etc…

自分が「どんな人間なのか」明確に理解できていれば、

・エントリーシートに書く内容
・面接で質問される内容
に困らなくなります。

困らなくなるだけではありませんよ。

嫌というほど「自分」について聞いてくるのは、

企業は選考する上で、
あなたの人柄ポテンシャルを重視しているからです。

↓これがその証拠。

無題
出典元URL:就職みらい研究所

極端な話、

「あなたの人柄を教えてください」
と聞かれてすぐに答えられる方はほとんどいないはず。

企業側が気になっていること、
重視していることに対して、
明確に回答することができれば当然、
選考を勝ち上がっていく可能性は飛躍的に向上します。

つまり、内定を獲得できる可能性も同じようにUPするのです。

更に!!
自己分析で自分の特性を把握しておけば、
自信を持って自分のことを相手に対して伝えることができます。

過信ではなく自信。

自信のある就活生はマジで強いです。

何回も言いますが、これらのことから、
自己分析をしっかり行えば、
内定を勝ち取る可能性を大幅にUPさせることができるのです。

自己分析は少し時間がかかるものですが、
今後の人生を考えても、
内定を勝ち取ることを考えても決して無駄な時間ではありません!!

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2.厳選した自己分析の方法を4つご紹介!

少し前置きが長くなりましたが、
ようやく厳選した自己分析の方法をご紹介します!

4つご紹介するには、それなりの理由があります。

というものの、自己分析は1回やって完璧!
そんな簡単なものではないからです。

自己分析を完璧にしたい方は、
必ず複数の方法を組み合わせるようにしましょう。

というワケで、
自己分析の方法を4つご紹介していきます!

・自己分析の方法その1:自分史を作る
・自己分析の方法その2:リクナビNEXTのグッドポイント診断!
・自己分析の方法その3:無料診断エニアグラム!
・自己分析の方法その4:自己分析本「さあ、才能に目覚めよう」

 2-1.自分をじっくり見つめ直せる「自分史作り」

少し時間がかかるかも知れませんが、
一度時間を掛けて自分を見つめ直すいい機会。

最初にこの方法をご紹介する理由は、
最も自分自身と向き合える方法だからです。

楽しようとしたらダメですよー。
時間を掛けて導き出したものだからこそ価値があるのです。

やったら分かります。

自分の価値観、人間性を客観視するために、
以下の方法で自分史作成に取り掛かってください。

<自己分析「自分史」の作り方>

ステップ1<自分の歴史を細かく書きだす>

中学校〜大学までの自分の歴史を振り返ります。
この時に紙とペンを用意して年表のように書き出していきましょう。
(歴史の教科書っぽく)

出来る限り細かく書きだしてください。
忘れてしまっていることでも、
昔の写真や卒業アルバムを参考にすると思い出してくるはず。

書き出す内容はザックリ言うと、

・入っていた部活(工夫していたこと、成績、などなど。)
・勉強について(不得意教科、成績の良し悪し、などなど。)
・受験について(どれくらい時間を費やしていたか、苦労したこと、などなど。)
・交友関係(よく遊んでいた友達、好きだった人、人間関係でのトラブル、などなど。)
・青春ならではの悩み(コンプレックス、親との関係、などなど。)
・学校でのイベント関係(文化祭や体育祭でのクラスでの立ち位置、修学旅行、などなど。)
・その他(趣味、好きな本、などなど。)
↑これ以外にも書き出せる内容はとりあえずなんでも書き出してください。

例えば、
・得意なこと、苦手なこと
・印象に残っていること
・将来の夢
なども併せて書き出していきましょう。

ありったけ書き出したら次のステップです!

ステップ2<書き出したことを掘り下げていく>

書き出しただけでは特に意味がないので、
次は書き出した内容を掘り下げていく作業です。

書き出した内容によって、
・なぜ、そうしようと思ったのか?
・その出来事から学んだことは?
・その出来事によって成長した点は?
・その失敗から反省すべき点は?
・なぜ、それが好きだったのか?
・活動しながら考えていたことは?
↑こんな感じの切り口で掘り下げていきましょう。

切り口は自分なりの切り口でも全然問題なし!

この段階である程度自分がどんな人間なのか把握できてくるはず。

 自分はどんな性格なのか?

 嫌なことから目を背ける?

それとも立ち向かうのか?

行動のモチベーションは何なのか?

決断する際には何を重視しているのか?

飽き性なのか?

それともやり続ける性格なのか?

得意な分野は?

苦手な分野は?

人との関わり方は?




Etc

自分で自分を分析しみてください。
まさにこれが自己分析

短所や自分の嫌いな面も含めて気付いたことは全てです。

それが終わったら最後のステップです。

ステップ3<自分の未来について考える>

最後は、
自分の未来や今後どうなりたいのかについて考えていきます。
ここが1番ポイント!

1年後、3年後、5年後、10年後など段階ごとにイメージしましょう。
しっかりとイメージができれば、
志望する業界や業種などを見つける大きなヒントになるでしょう。
この作業には出来るだけ時間をかけてください・

自分の描く未来を実現するためには、
「必要なスキル、経験は何なのか」
「そのスキルを身につけるためにはどの業界に行くべきなのか」
「その経験を積むためにはどの業種を選ぶべきなのか」
が見えてくるはずです。

それがあなたのキャリアプラン

散々お伝えしてきたように、
就活はあなたの人生をより実りのあるものにするために行うものです。
そして、自分の人生について深く考えるいい機会。

時間を掛けて、是非自分史作りにトライしてください!

2-2.自己分析ツールの代表格!「グッドポイント診断」

よく当たると評判のグッドポイント診断。
まじでやっておいた方がいいです。

↓こんな画面。

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リンク先:リクナビNEXT

オススメする理由は、その精度の高さだけではありません。
先ほどご紹介した「就職白書」の内容覚えていますか?

「企業が採用基準で重視する項目は?」
ってやつです。

その4位に<性格適正検査の結果>がランクインしています。

ご存知SPIの性格診断ですね。

実はこのグッドポイント診断はSPIの性格診断と非常に似ているのです。

つまり、グッドポイント診断を利用すれば、
企業が重視している性格適正結果の内容を先に知ることができます!

自分がどんな性格で企業に通知されるのかって気になりますよね?
先にその内容を把握できるのは結構大きなポイントかと。

自己分析としてのクオリティの高さだけでなく、
就活対策としても効果的ですので、
必ず一度はトライしましょう!

2-3. 無料診断エニアグラムを活用する!

続いては、ネット上の無料診断を活用する方法です。
ご紹介するのは、エニアグラムを使った自己分析。

エニアグラムとは、人間の特性を9つに分類したもので、
その内のどれに該当するかを把握するためのものです。

サクッと簡単な質問に答えるだけなのですが、これが結構面白い。

該当したタイプのプラス面やマイナス面、問題点などなど。
それ以外にも簡単な職業適性まで教えてくれます。

マイナス面や問題点については、
恐らく「うっ、、み、、耳が痛い・・・」となること間違いなし。

プラス面については、
あなた自身が把握できていない長所を見つけるキッカケとなるでしょう。

友達と一緒に取り組んでみるのも面白いかも。
割と盛り上がるかもしれませんよ!

是非、下記リンク先からトライしてみてください!
<エニアグラムで自己分析|エニアグラム無料診断>

2-4.自己分析本「ストレングス・ファインダー」

実は自己分析系の本が結構出版されています。
本が苦手という就活生も是非これを機会に読書の習慣をつけましょう。

当時何冊か読んだ経験、
周りで読んでいた友人のハナシを聞くと、

本に関しては今からご紹介する1冊で十分です!!

<さあ才能(じぶん)に目覚めよう-あなたの5つの強みを見出し、活かす>

1
<著 者>
マーカス・バッキンガム
ドナルド・O・クリフトン
<翻訳者>
田口 俊樹
<出版社>
日本経済新聞出版社
リンク:Amazon

正直、選んだ理由はタイトルに惹かれたから…

しかし、「買っておいて良かった!」と本気で心から思えました。
その理由、というよりもこの本の最大の特徴は、

・診断制度が非常に高いことで有名!
・自分の強みを理解するならこれ!
というくらいすごい、
「ストレングス・ファインダー診断を受けることができる点です。

ゴタクは必要ないです。
買って、とりあえずやってみてください。
全ての就活生に自信を持ってオススメできる一冊です。
※ストレングス・ファインダーは新品の本のみ利用可能!!

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3.自己分析の結果、どの強みをアピールすれば効果的なのか

ESや面接で避けては通れない道。
それが、自己PR。

自分のどの強みをアピールすればいいのかって悩みませんか?
そんな方は以下でご説明する社会人基礎力をアピールしましょう!

社会人基礎力とは、経済産業省が提唱している
職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」のこと。
参考元URL:経済産業省

しっかりと活躍するために必要な能力って感じです。

この社会人基礎力は3つの能力と12の能力要素で構成されており、、、

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↑こんな感じ。

自己分析で把握した強みが必ずこの中のどれかに該当するはずです。

ありがちな協調性をアピールするよりも、
「チームで仕事をする上での柔軟性」
↑みたいにより具体的なアピールをする方が効果的だと思いませんか?

1つの選考対策として覚えておいてください。

 4.まとめ

自己分析は1回取り組んで終わりではありません。
ご紹介した方法を組み合わせて自己分析の精度を高めていきましょう。

自分のことが分かってくるので、やり始めると意外と面白いです。
楽しみながら自己分析にしっかりと取り組み、
業界研究、企業研究と就活の準備を進めていってください!

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