
「月曜日…今週も憂鬱だな…」
「会社に行きたくない……」
など、会社・仕事を「辞めたい」と悩んでいる方はかなり多いのではないでしょうか?
むしろ、誰しもが必ず一度は思うはずです。
慢性的に「辞めたい」と感じている方は日常の中でその悩みが大きなストレスとなっていることでしょう。
我慢し、そして悩みながら仕事を続けていくと、最悪病気を発症してしまうかもしれません。
そういった悩みやリスクを回避し、心をリラックスさせるために。
「辞めたい」そう感じた時に取るべき最善の行動をお伝えしていきます。

1.「辞めたい…」そう感じているのはあなただけじゃない
会社に所属していて一度も「やめたい・・・」と思ったことの無い人はいないはず。
そんな人がいたら是非、お会いしてみたい。
悩んでいるのはあなただけではありません。
多くの方が会社をやめたいと考え、そして悩んでいます。
調査会社が行ったアンケートを載せておきます。
出典元URL:https://www.asmarq.co.jp/data/ex1809/
<あなたは日常、会社を辞めたいと思うことはありますか。(一つ選択)>
かなりある | 21.0% |
ある | 18.3% |
たまにある | 47.3% |
ない | 13.3% |
約8割以上の方が日常的に「会社=仕事」をやめたいと考えているようです。
当然と言えば当然でしょう。
会社で仕事をしている時間はだいたい1日の3分の1以上を占めます。
そこに悩みが発生するのは自然な流れ。
その悩みから解放されるために、
辞めるという選択を安易にするのはおすすめできません。
頑張れるのであれば、今の会社で頑張った方が絶対いいです。
(労働環境が過酷でない場合。※ブラック会社の場合はすぐやめよう!)
残念ながら、今の日本では、転職回数が多いと次の選考に不利になりがちです。
転職するたびに生涯賃金は下がるとも言われています。
そもそも、後ろ向きな気持ちでやめる場合。
ある程度、今の環境でもがいてからやめないと、
次の環境でも同じような思いをしてしまう可能性大です。
(代表的な後ろ向き理由:自分にはこの仕事が向いていない)
だからと言って、「やめたい、やめたい・・・」
と、もんもんとした状態で続けるのは精神衛生上かなりよくありません。
では、結局。
「会社をやめたい」と感じた時にどうすればいいのか?
以下でご説明していきます。

2.「辞めたい…」と感じた時に行う3ステップの解決策!
もう一回言います。
「やめたい、やめたい・・・」
と思いながら続けるのは絶対的によくありません。
精神的な悪影響がハンパないです。
例え、少しでも前向きに仕事をしている人との差のつき方もハンパないです。
(仕事のスキル・経験値・年収など、挙げればキリがないです!!)
そのため、行動を起こし変えていかなくてはなりません。
「じゃあ何?やめればいいの?結局、転職するしかないの?」
ってわけではありません。
同じことばっかり言っているような気がしますが、
頑張れるのであれば、今の会社で頑張った方が絶対いいです。
現状を少しでも変えるために行う行動は「転職」だけではありません。
方法はたくさんあります。
最終手段が転職だと理解しておいてください。
結論から言うと、
「会社をやめたい!」と感じた時。
その悩みから解放されるための対処法は、
【ステップ1】気分転換をたくさん試みる
【ステップ2】やめたい理由にしっかりと向き合う
【ステップ3】転職活動を試みる(最終手段!!)
です。
順番にご説明していきます。

3.【ステップ1】気分転換をたくさん試みる
まずは、ステップ1!
「もうすでに何回もしているよ。」と聞こえてきそうですが…
何よりも1番最初にするべき対処法はこの「気分転換」です。
結構耳にする機会が多いこの「気分転換」
これをしっかりと行えている方って結構少ないような気がします。
会社を辞めたい、と思っている状態のときは、心身ともに疲れている状態です。
もしかしたら、正常な判断が出来ていないかもしれません。
とりあえず、
仕事のことは1回完全に忘れましょう。
「気分転換」がしっかりと行えているかどうかは、
頭の中が空っぽになっているかどうかで判断しましょう。
例えば、
趣味に没頭しているのに不意に…
「明日は仕事か…嫌だな…」
みたいな気持ちが芽生えてくる場合、上手く気分転換ができていません。
その場合は何か違う方法を試みましょう。
個人的な経験で言うと、
<休みの日に一人でノープラン旅行>
行きたいところに自由に行き、
普段見ない景色をゆっくりと眺めるだけですごい気持ちがリフレッシュ。
<お風呂にゆっくり浸かる>
銭湯がおすすめ。
何も考えずお風呂に浸かっているだけで、気持ちが落ち着きます。
サウナもおすすめ。(考えごとしている暇ないです。)
<浴びるほどお酒を飲む>
ダメな大人の典型的なパターンですが、嫌なことがあった時。
お酒を飲んで寝ると次の日には、嫌な気分をすっかり忘れられています。
こんな感じです。
その他にも、周りの方に意見を聞いてみると…
・趣味に没頭する(ゲームや釣りなど)
・ひたすらカラオケで大熱唱
・ひたすら寝る
・体を動かす
・日光浴
(心のバランスを整えるモノが分泌されネガティブな感情を抑制してくれるらしいです!!)
といったような意見がありました。
結論、仕事=会社のことを考えずに、
頭を空っぽにして好きなことができていればOKです!
「会社やめたい…」初期状態の場合は、
この気分転換のみで悩みから解放されることも多いです。
「気分転換」以外にも、
転職サイトのマイナビに「悩みを克服した対処法」があったので参考までに。
抜粋して載せておきます。
参考元URL: https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/yametai
<経験者のリアル対処法>
・宝くじが当たるのを待っている
・自己啓発本を読みあさって考え方を変えた
・憧れていた職業の求人を見まくった
・座禅に参加した
・社内恋愛したら楽しくなった
・ネットで同じ境遇の人を探した
是非、これらも参考にしてみてください。
「気分転換」が上手くできない。
以前は、「気分転換」で解消されていたのに最近は効果が弱くなってきた…
という場合は次のステップです!

4.【ステップ2】やめたい理由にしっかりと向き合う
続いて、ステップ2に移ります。
・「気分転換」でもうまく解消されない
・いよいよ、本格的にやめたくなってきた
そんな場合。
続いての対処法として、
辞めたいと思う理由にしっかりと向き合いましょう。
これが、簡単なようで簡単ではありません。
「仕事がいや」
「周りに気を遣うのがしんどい」
ではなく、
「上司に対する報告業務がしんどい」
「○○さんに嫌われていような気がするため会話する時にすごく気を遣う」
「残業時間が多く体力的にしんどい」
など、できる限り具体的な理由を掘り出していくことです。
紙とペンを用意して、
できる限り書き出していくのが効果的です。
悪口でもなんでも。
あなたの不満をぶちまけていきましょう。
これをやると、結構頭と気持ちがスッキリします。
「自分は何に悩んでいるのか」
「何が不満で会社を辞めたいと思っているのか」
が鮮明に見えてきます。
その作業をしていく中で、
「この会社をやめて自分はどうしていきたいのか」
「どういった働き方をしたいのか」
が少しずつ見えてくるかもしれません。
不満や、悩みを解消するための解決策が見えてくるかもしれません。
もしかしたら、辞めたいと思う気持ちが弱くなっているかもしれません。
やめたい理由にしっかりと向き合い、明確な理由を把握できることで、
・誰かに相談する時により明確なアドバイスが貰える
・原因を把握できることで、気持ちに余裕が生まれる可能性がある
と言ったように、問題を解決する糸口が見つかるかもしれません。
(かもしれない野郎ですいません。)
まずは、辞めたいと思う理由を徹底的に追及してみてください。
案外これで、気持ちが楽になり悩みから解放される方もいます。
この方法は、仕事に関することだけでなく悩みごと全般に効果的です。
悩みの多い方は是非、実践してみてください。
しかし!逆に!
やめたい理由と向き合うことで、
「解決する糸口が見えない」
「そもそも解決できるような問題ではない」
というようなケースも割と起こりえます。
その場合は、最後の砦ステップ3です!!

5.【ステップ3】転職活動を試みる
さて、いよいよ最終手段。
ステップ3に入ります。
ステップ3まで進む方は今の状況が相当辛いはずです。
しかし、すぐに辞めるのはおすすめできません。
今の状況が例え辛くとも心身共にある程度健康な状態なのであれば、
給料を貰いながらじっくりと転職先を探しましょう。
ただし、1点注意点があります。
転職活動は必ず会社の人にバレないように密かに行いましょう。
バレずに転職活動を行うのは少し難しいかもしれませんが、
会社の人にバレてしまうと辞める際にどうしても角が立ちやすくなってしまいます。
会社側から考えるとあまりよろしくないかもしれませんが、
転職先を探しながら仕事を続けることで少し「心に余裕が生まれる」というメリットもあります。
精神的に気持ちが前向きになります。
これは、私の実体験です。
少し先の未来のために行動することで徐々に気持ちに余裕が生まれます。
騙されたと思って転職先を探してみてください。
その他にも、「状況が変わる可能性がある」というメリットもあります。
だいたい転職先がみつかるまでに2~3カ月。
会社に所属していると2~3カ月の間に様々なことが起きるでしょう。
もしかしたら、心に少し余裕が生まれている状態だと、
あなたが仕事を辞めたいと思っていた問題が解決する可能性も無いとは言い切れません。
転職先の探し方については、
下記の記事で詳しく解説していますので是非、参考にしてください。
https://labo.i-youth.co.jp/job/160.html
転職先さえ決まれば、
生活に対する不安。
周囲(家族や親)からの心配。
がなくなりますし、辞める覚悟がかなりつきます。
「やめたくても、やめられない…」
という方はいきなりステップ3に進んでもいいぐらいです。
ちなみに、何度も言いますが、
個人的には「やめる」という選択はあまりおすすめできません。
比較的年齢が若い方は特に。
ある程度しんどい思いをしてでも今の会社で頑張る方が絶対いいです。
(労働環境が過酷な場合以外。例:残業時間毎月100時間オーバーなど)
しかし、無理をする必要はありません。
(矛盾しているかも知れませんが…)
精神的にまいる、体調を崩すことが多くなった、
など、心身に支障をきたすような場合はすぐにやめましょう。
そして、転職しましょう。
ただし、最悪のケースは覚悟しておきましょう。
例えば、今の仕事を辞めたいと考えた一番の理由が人間関係だったとします。
最悪の場合、次の仕事先にはもっと苦手な人がいるかもしれません。
また、理想と思った会社に転職できてもほぼ必ず働き出せばギャップは出てきます。
あなたの全てを満たしてくれる転職はかなり稀です。
現状に不満がある場合は転職後の未来を想像し、メリットのみを追いがちです。
一時の感情や覚悟を持たずに辞める場合はそれなりの代償を払わなくてはいけません。
あなたの今の生活を冷静に考えて、辞めるリスクはすみずみまで想像しましょう。
今後の人生のビジョンを描くことも大切です。
・仕事で実現したいことは何か。
・仕事をする上で大切なこと、ゆずれないこと。
・理想とする生活を実現するためには何が必要か。
・3年後、5年後、10年後にどうなっていたいのか。
・そのためには何をしないといけないのか。
など。
「会社を辞めようとしたこと」をきっかけに一度時間を掛けていろいろと考えてみるのがいいでしょう。
いろいろと考えることができた結果、
もしかしたら今後の人生がよりよくなっていくかもしれません。
まさに、「人間万事塞翁が馬」。
(意味不明!という方は調べてください!この記事1番のポイントです。(笑))
何事も前向きに捉えていくことで、
必ずいい結果がついてくるはずです。

6.最後に……「自己啓発本」のススメ
ここまで目を通していただきありがとうございます。
これまで書いている内容と被る点も多いですが、
最後に少しお伝えしたいことがあります。
残業時間、休日出勤など労働環境が過酷。
仕事に起因して、心身に異常が生じている。
その場合はすぐにでも辞めた方がいいです。
健全に生活するための1つの手段が仕事です。
仕事で体調を崩してしまっては、元も子もありません。
それ以外の場合で少しでも頑張れそうな場合。
もう少し、頑張って続けてみてはどうでしょう?
少し冷たい言い方かもしれませんが、
全ては考え方次第です。
正直、どこの環境に行っても、
しんどいこと、辛いこと、理不尽なこと、理解できないこと。
数えきれないほどあります。
その都度、気持ちが折れてしまうと同じことの繰り返しになってしまいます。
そうならないように、
物事を前向きに捉える努力をしてみてください。
例えば、
嫌な上司がいる場合。
自分は絶対にこうはならないように反面教師として接する。
上司の尊敬できる点を頑張って探し、
その点のみ吸収できるように努力する。
「こいつ、嫌だなぁ…」
と思う上司や会社の人と表面だけでも上手く接することができれば、
あなたのヒューマンスキルはハンパなく向上します。
ぶっちゃけ、あなたの今後の人生のためのだだの練習台だと思っていいと思います。
冗談抜きで、少し考え方を変えるだけであなたの世界は結構変わります。
他人は変えられなくても、自分を変えることはできます。
いきなり、考え方を変えるのは難しいかもしれません。
でも、やってみる価値はかなりあります。
個人的には、
悩んでいる時に「自己啓発本」にかなり助けられました。
近くの本屋さんに行けば、
必ずあなたのタメになる「自己啓発本」が一冊はあるはずです。
是非、一度足を運んでみてください。
6-1.おすすめの自己啓発本
おすすめの自己啓発本を紹介させていただきます。
<仕事で疲れたら1分間だけ読む本>

著 者:松本 幸夫
出版社:成美文庫
URL :仕事で疲れたら1分間だけ読む本
<「月曜日がゆううつ」になったら読む本>

著 者:西多 昌規
出版社:大和書房
URL :「月曜日がゆううつ」になったら読む本
何も行動することなく、
悩みが解決することは稀です。
例え、些細なことでも構いません。
何かしら悩みを解決するための行動を起こしてみてください。
この記事を読んで
何か少しでも行動を起こすキッカケになっていただければ幸いです。
7.まとめ
「辞めたい…」その悩み、苦しみは痛いほどわかります。
しかし、安易に辞めるという決断を下すのは止めましょう
自分のこれからの人生を考えて最善の行動を取り、
後悔しない選択を選んでください。