面接

知らないと恥をかく!面接における入退室のマナーを徹底解説!

この記事は約7分で読めます。

面接の入退室、完璧だと言える方は意外と少ないのではないでしょうか。
入退室など面接マナーは出来て当たり前のビジネスマナーです。

マナーがなっていないと、
スタートの段階から印象を下げてしまうことになるかもしれませんよ。
それは、就活生であっても転職者であっても同じ。
そもそも、いきなり入室で戸惑って恥をかきたくないですよね。

面接マナーを知っているだけで、
余計なことに気を遣わなくてすむようになり、
受け答えに集中できるというメリットがあります。

いきなり印象を悪くしないために、
本番で力を発揮するために、
面接における入退室などのマナーを細かく解説していきます!

1.面接における入室~退室までのマナーを場面別に徹底解説!!

入退室などの面接マナーを、
1.受付
2.入室
3.退室
といった流れで場面別にお伝えしていきます。

初めて面接を受ける方や本番で緊張しがちな方のために、
細かい点についても解説していますので是非一度確認してください。

2.受付時のマナー

まずは、受付です。面接は受付から始まっていると言っても過言ではありません。
面接官が受付時の受け答えや会社の入り口での印象を社員に聞いている可能性が考えられるからです。

会社の入り口、面接会場には10分前に到着しておきましょう。
時間に余裕を持っておくことで緊張をほぐす効果が期待できます。
入口、会場前に到着したら中に入る前に、

1.携帯電話の電源を切っておく、もしくはマナーモードに
2.コートを着ている場合は脱いで手に掛けておく
↑この2点をお忘れなく。どちらも基本的なマナーです。

トイレなどで身だしなみを最終チェックし、
5分前を目安に受付へ向かいましょう。

早く行き過ぎると先方が準備できていない場合があり迷惑を掛けてしまうかもしれません。
面接だけに限らずビジネスにおいては5分前が目安というのを覚えておきましょう。

受付に到着すれば以下のように伝えましょう。

「本日、△時より面接のお約束をさせていただいております。●●と申します。」

なかには、受付の人がおらず電話で呼び出すタイプもあります。
その時に困ることのないよう、担当者の名前ぐらいは控えておくようにしましょう。

【注意点】
待合室などに通され、
待機する時間がある場合は、携帯をいじらず静かに待っておいてください。
落ち着きなく周りをキョロキョロと見渡すのも好ましくありません。
すでに面接が始まっているという認識でいるのがいいかと思います。
待機中は面接のシュミレーションを行うなど礼儀正しく静かにしておきましょう。

3.入室時のマナー

入室のマナーは実は結構ややこしいです。
<面接官が面接室で待っている場合>と、
<面接官より先に面接室に入室する場合>とでマナーが違ってくるからです。

それぞれのパターンに分けて詳しく解説していきます。

 3-1.面接官が面接室で待っている場合のマナー

就活生の面接の場合はこのパターンが一般的かと。
ノックの作法やドアの締め方に注意すれば基本的には大丈夫です!

 3-1-1.入室~着席まで

 <入室>
ドアがある場合はノックを3回してから入室します。
ノックをして入室し、一呼吸置いてから「失礼致します。」
と元気よく言いドアを閉め、相手が見えてからしっかりと礼をしましょう。
(入室の礼の角度は約30度)

 【注意点】
ドアが引くタイプでも押すタイプのドアでも後ろ手に閉めるのはNGです。
面接官に背を向けるのは失礼なように感じるかも知れませんが、
ドアの方に一度振り返ってドアを閉めるのが正しいマナーです。
両手で丁寧に静かに行いましょう。

<着席>
イスの横まで背筋を伸ばして進みます。
イスの横にカバンを置いてから担当者の方を向き、

「●●と申します。本日は宜しくお願い致します。」
と言ってから礼をしましょう。角度は45度です。
その後、恐らく担当者から「お掛けください」と言われますので、
「失礼します。」と言って一礼してから座りましょう。

 【注意点】
あいさつは元気よくハキハキと行います。
座っているときは背もたれを使わず、イスの3分の2程度のところに腰掛けましょう。
男性は手を軽く握り、右手を右膝に左手を左膝の上に載せます。
女性は手を前に組み、膝の上に載せましょう。
コートはカバンの上にきれいに畳んで置いてください。

 3-2.面接官より先に面接室に入室する場合のマナー

転職者の面接に多いのがこのパターン。
このパターンで困るのが、
面接官が来るまでどのようにして待っていればいいのかという点。
座って待っていていいのか、座る位置はどこに座ればいいのか、
など細かい点に注意しなければなりません。

基本的には案内してくれた方の案内方法によって面接官が来るまでの待ち方を変えましょう。

案内方法は大きく分けると2つあります。
それが、
・こちらでお待ちください
・お掛けになってお待ちください
この2つ。

 <こちらでお待ちください>
この案内をされた場合は待ち方に対する指示がないため、
基本的には立って待っておきましょう。
待つ場所は下座の座席付近です。

 <お掛けになってお待ちください>
着席の指示があるので、この場合は指示に従い下座の席に座って面接官を待ちましょう。

下座や上座に関係なく、案内係から席を指定されて着席の指示をされた場合はその指示に従いましょう。
従わないのは失礼にあたってしまいます。
座って待機する場合は面接官が入室次第、すぐに立ち上がりあいさつをしてください。

 3-2-1.上座・下座とは?

「上座?下座?ってどこの席のことなの?」
という方も多いと思いますので簡単に席次の解説をしておきます。
上座とは目上の方が座る席のことなので、面接においては面接官が座る席のことです。
下座は自分が座る席だと考えておいてください。
上座は出入口から一番遠い席で下座は反対に出入口から一番近い席。
↓1が上座で4が下座です。

部屋のつくりなどによって上座が変わる場合がありますが、
基本的には出入口に一番近い席に座っておけば大丈夫です。
ビジネスシーンにおいて上座・下座はよく登場しますので覚えておいて損はありません。

4.退室時のマナー

面接が終わったら座った状態で
「本日はありがとうございました。」と言って礼をしてから立ち上がりましょう。
出口まで行ったら担当者の方を振り返り、
「失礼致します。」と明るく言い丁寧に礼をしてから退室しましょう。
(礼の角度は45度)

ドアの閉め方は入室の際と同じです。

 【注意点】
面接が終わり、退室してからも気を抜くことのないようにしましょう。
終わったからといってすぐにスマホをいじるのは絶対にNG。
コートは会社を出てから着用してください。
家に帰るまでが面接です!(笑)

入退室など面接の基本的なマナーについては以上となります。
受け答え以外で印象を下げないためにも、必ず実践するようにしましょう。

5.面接は第一印象がポイント!

最後は第一印象について少しお話したいと思います。
なぜ、第一印象の話をするか、についてですが面接は第一印象が8割と言われているからです。

しかし、第一印象と言われても・・・
どの部分を意識して臨めばいいのかなんてなかなか分かりにくいところかと。

転職サイトのマイナビ転職が「第一印象」に大きな影響を与えると思われる要素について、
アンケートを取ってくれていますのでそちらを載せておきます。
是非、参考にしてみてください!

 「第一印象」に大きな影響を与える要素(上位5つ)

順位「第一印象」に大きな影響を与える要素比率
1位態度・仕草20%
2位話し方(話すテンポや身振りなど)20%
3位表情18%
4位あいさつ14%
5位身だしなみ(服装・持ち物・髪型など)9%
5位目線9%

出典元URL:マイナビ転職

面接での受け答えは当然、重要ですが上記の項目を意識しマナー違反とならないように注意しましょう。
言葉遣いも注意すべきポイント。
敬語などがしっかり使えていないと相手に軽い印象を与えてしまう可能性があります。
時にはジェスチャーなどを交えて、身振り手振り話すのがいいかもしれません。

基本的な内容ですが、
・あいさつは元気よく
・清潔感のある身だしなみで
・明るい表情で話す時は相手の目線を見て

上記の点を意識して面接に臨むようにしましょう。

 6.まとめ

残念ながら、入退室など面接のマナーをしっかりとできていない方が結構います。
出来ていないと印象を下げるだけになってしまいますが、
出来ていない方が多いと相対的にマナーがしっかりしているだけで評価を上げることができるかもしれません。
本番に臨む前にもう一度確認し、自信を持って当日を迎えてください。

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