就職・転職

本気で役立つ自己分析本!就活生が絶対に読んでおくべき本5選!

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自己分析本って実は就活本以外にもたくさんあることはご存知でしょうか?

「1人では自己分析がなかなか進まずに困っている・・・」

「どんな方法で取り組めばいいのか分からない・・・」

と後回しにしがちの方は、本の力を借りることがオススメ。

就活本以外にも多くの本を読んできた私が、自己分析に限らず、就活に本気で役立つ本をご紹介していきます!

1.自己分析の目的や得られること

就職活動において、必須の作業といえる自己分析。

しかし、闇雲に始めては時間の浪費につながり、思った通りの成果を得られません。

そこで、自己分析本に手を伸ばす前に自己分析の目的や、自己分析により何が得られるかを把握しておきましょう。

客観的に自分の適性や価値観を知る

自己分析では、自分の今までの活動や考えを振り返り、自分で気付いていない適性や価値観を明らかにできます。

「どんな想いを持ち、どんな仕事をしたいか」

「どんな仕事が向いているのか」

などを明確にすることで、自分の価値観に合った企業や業種に出会える可能性が高まります。

また、今まで気付かなかった思わぬ業種や仕事に気付くきっかけとなるため、広い視野を持って、就職活動を行えます。

自分の長所・短所を明らかにできる

自己分析は自分の長所と短所と向き合う機会を与えてくれます。自分の長所は企業でどんな貢献ができるかを明確にでき、応募書類や面接での自己アピールにも活用できます。

また、自分の短所ともきちんと向き合うことは、その後の自分の成長にもつながります。

面接では長所・短所を聞かれる機会も少なくありません。

自分の長所や短所に関する質問は、採用担当者にとって、応募者の適応能力や課題解決能力を見極める参考材料となります。

そのため、自己分析における長所・短所の把握は今後の自分の成長だけでなく、選考対策だけにもつながります。

自分の将来像をイメージできる

自己分析では自分自身の現在と過去を振り返る作業に多くの時間を割きます。

この振り返り作業こそが、自分の将来像を明確にイメージできる手段でもあります。

「自分はどんな成長を遂げ、社会にどんな影響を与える人材になるか」を具体的にすることで、目指すべき方向性を定め、就職する業界や職種を絞り込めます。

また、5年後、10年後、15年後の将来像のイメージは人生における目標にもリンクします。

企業の規模や認知度、ブランド力といった表面的な指標での企業選びは、入社後のミスマッチを招くきっかけとなってしまいがちです。

自分の将来像をイメージすることは、社会人生活で直面する困難や障害を乗り越えるモチベーションにもつながるため、しっかりと行っておきましょう

2.厳選した自己分析本を5冊ご紹介!

就活本だけに限らず、本気で自己分析に役立つ本を5つのタイプに分類して、それぞれおすすめの一冊を厳選しました。

厳選したタイプは、こちら!

  • 全ての就活生にオススメしたいランキングNo. 1の一冊
  • より実戦的な内容を求める就活生にオススメの一冊
  • 「会社選び」に失敗したくない就活生に絶対読んで欲しい一冊
  • これからの人生に少しでも不安がある方に読んで欲しい一冊
  • プロセッショナルな社会人になりたい就活生にオススメの一冊

しかし、今回ご紹介する本を全て読めば良いというわけではありません。

著者によって、本の書き方や伝えたい内容も異なり、あなたが求めている内容とマッチしない可能性があります。

また、5冊全て読むとなるとお金と時間がそれなりに必要です。

しかし、この記事を読んでいるあなたにそんな余裕はないはず!

今回は「こんな人にオススメですよ」というタイプ別形式でオススメの本を要約して、ご紹介していきます。

自分に合った本を見つけ出し、就活に役立ててくださいね。

3.全ての就活生にオススメしたいランキングNo. 1の一冊

最初にご紹介する自己分析本はぜひみなさんに一読して欲しい一冊。

<さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0>

<著者>トム・ラス
<翻訳者>古屋博子
<出版社>日本経済新聞出版社
出典:Amazon

実際、わたしの就活時にとてもお世話になりました。

現在は最新版2.0が発売されており、長年、「最高の自己啓発本」として君臨する本です。

選んだ理由はタイトルに惹かれたから…

しかし、「買っておいて良かった!」と本気で心から思えた一冊です!

この本の最大の特徴は、

  • 診断制度が非常に高い!
  • 自分の強みを理解しやすい!

という点です。

そして、最も魅力的なポイントは「ストレングス・ファインダー」診断を受けられるという点です!

全世界1700万人以上が活用した自己診断手法であり、177個の質問に応えることで、共通する34の資質の中から自分を特徴づけるTOP5の資質を見つけることができます。

その診断精度は

「え?何でそんな部分まで知ってるの?」

と怖くなるレベルです。

自分の隠れた才能を見つけたい方だけでなく、全ての就活生に自信を持って、オススメできる一冊です。

※ストレングス・ファインダーは新品の本のみ利用可能!!

4.より実戦的な内容を求める就活生にオススメの一冊

続いてご紹介するのは、就職情報サイト大手『マイナビ』を運営する、株式会社マイナビが出版している自己分析本です。

<マイナビ2018オフィシャル就活BOOK内定獲得のメソッド自己分析>

<著者>岡茂信
<出版社>マイナビ出版
出典:Amazon

自己分析の中でも重要な作業である「振り返りの作業」

この「振り返りの作業」を、ワークシート形式で書き込んでいくことができます。

振り返りの作業では、事前に自分自身を掘り下げていくことで、たとえ面接で変化球の質問が来た時でも的確な受け答えを可能とします。

ES(エントリーシート)や面接で頻出の自己PR、志望動機の対策もこの本一冊で行えることも大きな魅力といえます。

自己分析に止まらず、選考の対策も行えてしまう、素晴らしい自己分析本。

実戦的な内容を求めている就活生にオススメです。

5.「会社選び」に失敗したくない就活生に絶対読んで欲しい一冊

自分の人生を大きく左右する新卒入社となる1社目。

無事、内定を獲得できても入社してから「失敗した・・・」という後悔はできるだけ避けたいのが本音ではないでしょうか?

そんな方に、オススメしたい本がこちらです。

<就活の法則 適職探しと会社選びの10カ条>

<著者>波頭 亮
<出版社>講談社
出典:Amazon

毎年のように発表される、会社の認知度やブランド力を発信する、人気企業ランキング。

就活生であれば、一度は確認し、会社選びの参考にしている方も多いと思います。

会社の認知度やブランド力を指標に、企業選びを行うことも合理ですが、同時に入社後のミスマッチを招く原因にもなりがちです。

この「就活の法則」には

「そんなこと書いて大丈夫かな?」

と少し心配になる程、一般的な就活本にはおよそ書かれていない「リアルな就活」を紹介してくれています。

未だに「就活の軸」が具体的に決まっていない就活生に読んでもらいたい一冊といえます。

本書で紹介されている10カ条の内の1つ、【OB・OG、リクルーターは会社の手先だ】には、「なるほどな・・・」と感心してしまいました。

自分の適職や、自分に合った会社とは・・・

世間に惑わされず、後悔しない人生を歩むための道標として活用してください。

6.これからの人生に少しでも不安がある方に読んで欲しい一冊

新卒一括採用制度の中で、就職活動を強いられる就活生に、「先の人生まで具体的に考えなさい」ということは少し酷かもしれません。

しかし、今の時期だからこそ、「これからの人生について考える」良いきっかけになることも事実です。

就活中の時期に、将来に対する漠然とした不安を抱いたことはありませんか?

そんな方はぜひこちらの本を読んでください。

<キャリアデザイン入門[I]基礎力編 第2版>

<著者>大久保 幸夫
<出版社>日本経済新聞社
出典:Amazon

「どんな人生を歩んでいくのか」

「社会人として、どのようにキャリアを積み重ねていくのか」

現在の漠然とした将来のイメージがこの本を読むことで、鮮明なイメージに変わります!

「年代ごとに何を考えるべきか。」

「どんな能力が必要か。」

これから先の長い社会人人生に必要な全てがこの本には詰まっています。

「学生の時に読んでおきたかったな」と個人的に少し後悔している本です。

この本は、面接やグループディスカッションなどの選考対策にもつながります。

ES(エントリーシート)や面接で、

  • 将来の夢は?
  • これからどんな仕事をしていきたいか
  • 5年後、10年後のキャリアビジョンを聞かせてください

といった質問に対し、具体的な内容で答えられるようになります。

選考対策はオマケとして考えても、自分のこれからの人生のために読んでほしい一冊です。

7.即戦力を目指している就活生にオススメの一冊

「絶対に就活に役立つ」とは大げさかも知れませんが、これから社会人になるにあたり、世界的に有名な本は、一度は読んでおくべきです。

そこでご紹介した本がこちら↓

<プロフェッショナルの条件−いかに成果をあげ、成長するか>

<著者>P・F.ドラッカー
<翻 訳>上田 惇生
<出版社>ダイヤモンド社
出典:Amazon

「もしドラ」っという言葉を聞いたことありますか?

こちらの本は経営学の権威である、オーストリア人経営学者のドラッカー氏が書いた本です。

ドラッカー氏が書いた本は難解で読みにくい特徴がありますが、この本はとても読みやすいので、オススメです。

  • 成功するためにはどんな仕事を選べばいいのか?
  • 自分の能力の活かし方
  • 成功するための時間の使い方

などなど。

巷に溢れているビジネス書のエッセンスが詰まった素晴らしい一冊です。

忙しく、悩みの多い就活中だからこそ、少しの空き時間を有効活用して読み進めていただければと思います。

間違いなく、これからの人生において役立つ一冊といえます。

8. 自己分析のやり方

今回、ご紹介した自己分析本は、自己分析作業の精度を高める、優れた本です。

一方で、自己分析には基本的なやり方が存在します。

今回はご紹介した自己分析本を効果的に活用できるように、基本的な自己分析のやり方も押さえておきましょう。

【自分年表を作る】

就職活動は人生における重要なターニングポイントです。

しかし、人間は今までの人生において、さまざまな決断をしており、ターニングポイントが複数存在します。

そのようなターニングポイントで、

「なぜ決断したのか」

「どんな想いで取り組んだのか」

「どういう考え方でいたのか」

など、自分を特徴づける要素が多数隠れています。

そのため、自己分析では今までの人生のターニングポイントを振り返るためにも『自分年表』を作ってみましょう。

【今までの体験を論理的に掘り返していく】

自分年表で明らかとなった、さまざまな体験を掘り返していくことは、自分の価値観や考え方、性格、志向、長所・短所の再発見につながります。

その当時の考えや行動を取った理由を「なぜ」、「どのように」、「どんなときに」、「何に」といった風に論理的に振り返り、自分の考えや行動の判断基準を明らかにします。

この判断基準は自分の価値観や考え方に直結しており、さらには自分の性格や志向、長所短所にも深く関わっています。

自分の何気ない行動を論理的に分析することは自分が把握していなかった本来の自分を発見できるだけでなく、志望動機・自己アピールに明確な根拠と一貫性を持たせることにもつながります。

論理的思考による自己アピールは、説得力も高く、採用担当者に好印象を与えるため、しっかりと行いましょう。

【マニュアルや診断ツールを活用する】

自己分析は、主観を通して、自分と向き合う機会が多い手法といえます。

一方で、客観的に自分を見つめ直す作業も自己分析には必要です。

今回、ご紹介した自己分析本に掲載されているマニュアルや診断手法、診断ツールの活用は、客観的かつ多面的に自分を分析することにつながります。

世の中で利用できる自己分析のマニュアルや診断ツールは心理学や統計学に裏打ちされたものも多いため、それらを活用することは信頼性の高い自己分析を可能とします。

インターネット上にも無料で使用できる自己分析診断ツールも多いので、ぜひ活用してみてください。

9.まとめ

就職活動の過ごし方によって、間違いなく、今後のあなたの人生は左右されます。

そんな大事な時期だからこそ、自己分析をはじめ、就職活動関連のノウハウが詰まった本は必ずあなたの力となります。

ご紹介した本は全て本気でオススメできるものばかりです。

準備や選考対策に忙しいかもしれませんが、空き時間の読み物として、ぜひご紹介した本に目を通していただければと思います。

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