履歴書・経歴書

そもそもエントリーシートとは?ES選考突破率100%を目指して

この記事は約10分で読めます。

「エントリーシートとは?履歴書との違いって、、、」
「どんな書き方をすれば書類選考を突破できるの?」
なんてお困りの就活生の方結構多いのではないでしょうか。

エントリーシートの内容がよくないと、
面接にすら進めない・・・
といったことになりかねません。

この記事を読んでいただいた方がそういった事態にならないよう、
「採用担当者が是非、面接したい!」
と思ってもらえるエントリーシートの書き方をご紹介していきます。

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1.そもそもエントリーシートとは?なぜ履歴書ではダメなのか?

エントリーシートがどういったものなのか。
答えは当然、選考に使うための書類。

では、履歴書とは何が違うのか?
なぜ、選考に履歴書ではなくエントリーシートを使用するのか?

そこが分かればエントリーシートが書きやすくなってきます。

答えは、
企業が経験ではなく人柄を重視するから。

↓これがその証拠。

無題

出典元URL:就職みらい研究所

履歴書は基本的に
「これまでどんな仕事を経験してきたのか」
と志望動機や自己PRがメイン。

そのため、
これまでの経験やスキルを重視する社会人採用で重宝されます。

逆に言えば、
学生採用の場においてそこまで重要ではありません。

企業が経験ではなく人柄を重視しているから。

エントリーシートではそんな企業が気になっている、
「人柄」について問われるものが多いです。

その他では、
先ほどの調査で3位に入っていた「今後の可能性」
いわゆる将来性を計るため、
「ポテンシャル」に関する質問も多いでしょう。

エントリーシートはそこまで難しいものではないのです。

人柄やポテンシャルなど、
自分自身のことを中心に聞かれるだけだからです。

1-1. エントリーシートを書き始める前の必須準備作業

エントリーシートを書き始める前に是非ともやってほしいことがあります。

それは、自己分析
就活生は様々な場面でこの「自己分析」という言葉を耳にしますよね。

まじでやっておいた方がいいです。

自己分析をしておく理由は、
自分のことを自分で理解するためです。

エントリーシートで聞かれる内容は、
先ほどお伝えしたように
その全てが自分自身のことを聞いてきています。

家族や友人のことは聞いてきていません。

「あなたはどんな人ですか?」
「長所や短所は?」
「あなたは将来うちの会社でどんな仕事をしたいですか?」etc…

つまり、自分が「どんな人間なのか」明確に理解できていれば、
エントリーシートに書く内容にはさほど困りません。

+自己PRや志望動機をより明確で具体性のある内容に仕上げることができます。

つまり、エントリーシートに困らなくなるのです。
後は小手先のテクニックで十分完成度の高いエントリーシートに仕上げることができるでしょう。

この自己分析。
エントリーシートのためだけでなく、
就活全体を通して考えても一番大切な作業

就活を終えて、自己分析をやっておけば良かったと後悔する学生さんはたくさんいます。

自己分析を行うことによって、
「今後自分が何をしたいのか」

「どんな仕事に魅力を感じるのか」
など、自分の人生設計が見えてくるようになります。

面接に合格し内定をもらうことがゴールではありません。

 内定をもらうのは一つのスタートラインに立つことを意味するもの。

今後の自分の可能性を狭くしないためにも、
自己分析をしっかりと行い、
本当に自分が就きたい職種は何なのか、
自分の夢や目標を叶えるためにはどの業界・業種を選ぶのがベストなのか、
を就活中に考えておくべきでしょう。

自己分析は少し時間がかかるものですが、
今後の人生を考えると決して無駄な時間ではありません!!

「自己分析がまだできていない・・・」
という方は是非下記の記事を参考にしてください!
<なぜ、就活生は自己分析をしなければならないのか>

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2.エントリーシートは「書き方」が大切!!

さて、ようやく・・・
内定を勝ち取るためのエントリーシートの書き方についてご説明していきます。

企業ごとに聞かれる「内容」が違うため厄介なエントリーシートですが、
「書き方」という視点で考えればそれほど難しいものではありません。

内定を勝ち取るためのエントリーシートの書き方は、
「PREP法」(プレップ法)
これさえ知っていれば大抵の質問はOKです。

この書き方でほとんどの問いにバッチリ答えることができます。

書き方が重要な理由は、
エントリーシートが相手に読んでもらう書類だからです。

つまり、読んでもらう人の印象に残れば勝ちなのです。

そのためには、
書く内容も大切ですが、わかりやすく伝える書き方が1番大切。

そのための書き方が、
「PREP法」(プレップ法)

それぞれの書き方をご説明していきます。

2-1.結論から伝える!「PREP法」

「PREP法」とは簡単に説明すると、
結論から伝えていく方法。

相手に自分の言いたいことを印象付けさせるのに向いている書き方です。

PREPとは、

Point
 Reason
  Example
  Point

の頭文字を並べたもので、その順番に沿って書いていく方法です。

具体的にどうやって書いていくかと言うと、
頭文字に合わせて4部構成で書いていけばOK!

<Point>
1番伝えたい「結論」から書き始めます。
長ったらしく書く必要はなく、要点や結論を分かりやすく書きましょう。

<Reason>
先ほど伝えた結論の「理由」をここで伝えます。
「なぜ、その結論なのか」論理性を意識してください。

  <Example>
ここでは、「具体例」を書いていきます。
先ほどの「理由」に対して肉付けしていきます。

<Point>
そして最後に「結論」を再び伝えます。

この流れで書いていけば伝わりやすくそして印象に残すことができます。
「言葉の説明だけでは分かりにくよ・・・」
ちょっとわかりにくいかも知れませんので以下に例文を載せておきます。

<「PREP法」例文:自己PR編>

「Point」
私の長所はどんな出来事に対してもプラス思考に考え努力することができる点です。
「Reason」
理由は学生時代を通して、挫折したり、くじけそうになったりした時に
「すべての経験が自分の糧となる」と考え、前向きに努力してきたからです。
「Example」
学生時代にテニス部に所属していたのですが、
2回生の夏に怪我をしてしまい復帰まで半年以上かかると診断されました。
一瞬、部活を辞める考えが頭をよぎりましたが、
この状態から復帰し結果を出せれば大きな自信になると考えリハビリに励みました。
「練習ができない今だから出来ることがある」とも考え、
自分の苦手を克服するためには、「どのように練習すればいいか」考え抜きました。
復帰し、苦手を克服するための練習メニューをこなしたことで、
3回生の夏の大会で準優勝することができました。
「Point」
このように、逆境でもプラスに捉え、努力できる姿勢が私の長所だと自負しております。

こんな感じです。
逆にPREP法を使っていないと・・・

私は、物事をプラス思考に捉えることができます。学生のとき、挫折したり、くじけそうになったりしかけた経験がありますが、
「すべての経験が自分の糧となる」と考え、
自分のモチベーションを維持向上させてきました。学生時代にテニス部に所属していたのですが、
2回生の夏に怪我をしてしまい復帰まで半年以上かかると診断されました。
部活を辞めようかと考えたことがありましたが、
この状態から復帰し結果を出せれば大きな自信になると考えリハビリに励みました。
復帰し、3回生の夏の大会で準優勝することができたのは、
私の中で大きな経験となっています。

同じような内容だとしても、
「結局何が言いたいのか」が伝わりにくくなってしまうのです。

結果、読んだ人の印象に残らず、
「面接までなかなか進めない・・・」
という状況になりがちです。

質問される内容によっては、
「PREP法」の流れで書きにくい内容があるかもしれません。

その場合でも、
「結論から伝え、最後にもう一度結論を持ってくる」
この部分は、守るようにしましょう。

それだけでも、
相手に伝わりやすく印象に残ってもらいやすくなります。

エントリーシートの書き方は、
「PREP法」
それが当てはまりにくい場合は、
「結論から伝え、最後にもう一度結論を持ってくる」

これが出来れば、
内定を勝ち取れるエントリーシートが完成するはずです。

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3.たかが写真と侮るなかれ

「写真?そんなの別に普通で大丈夫でしょ?」
なんて思っていませんか?

全然そんなことありませんよ。

写真は非常に重要です。

それは、なぜか?

エントリーシートを手にしてまず目に入るのが写真だからです。
意識していなくても、人間の心理としてぱっと目に入ってくるでしょう。

エントリーシートに記載している内容よりもまず、
写真の表情や髪型、服装が見られる訳です。

そこで良い印象を与えることができるのか、
それとも、
「この学生は表情が暗いな、性格も暗いのかな?」
とマイナスな印象を与えてしまうのか。

エントリーシートの中身に入る前に既に選考は始まっているのです。

「視覚的情報は文字情報よりも印象が強い」と言われています。
「よっしゃ!美人だから一度会ってみようかな!」

なんてことは絶対にあり得ませんが、
記載する内容と同じようにもしくはそれ以上に重視しなくてはいけません。

逆に言えば、
良い印象を与える写真を貼っておけばそれだけで一歩リード。

そのため、履歴書の写真は意外と手を抜いてしまいがちですが、
写真のクオリティには十分注意しておく必要があります。

ベストなのは、
スピード写真を利用するのではなく写真館でプロに撮影してもらうこと。

就活生を専門としている写真館もありますので、
そこで撮影すれば間違いないでしょう。

しかし、当然写真館などで撮影する場合は手間と費用が・・・

そんな忙しい就活生は、スピード写真で撮影する際に〇点意識してください。

それだけでも結構写真のクオリティが向上します。

<就活生がスピード写真で意識しておくべき3つのこと>

「その1:額を出す」
男性、女性に関わらず、額を出すだけで清潔感が生まれます。
髪型は絶対に整えておきましょう!!
男性の場合はワックスなどでしっかりとセットし、
女性で髪が長い場合は後ろで一つにまとめ額を出すことを意識してください。

「その2:表情は口角を上げて明るい印象に」
表情は非常に重要なポイント。
写真での表情が暗いとそれだけで消極的な性格と勘違いされてしまうこともあります。
明るく、爽やかな表情で写真を撮影するように意識しましょう。
目を多少見開き、口角を少し上げると笑みが感じられるような表情になるようです。
明るく爽やかな印象を与えられること間違いなし!

事前に鏡の前で練習しておきましょう!

「その3:明るく映すためにティッシュと白いノートを持参する」
明るい表情で撮影できたとしても、
写真自体が暗いと効果が半減してしまいます。
キレイなレンズか汚れているレンズかによって、
写真の明るさが変わるようです。
そのため、必ずティッシュは持参しましょう。
汚れているままだと暗いだけでなく、少しぼやけてしまう恐れがあります。

また、明るく映す方法としては膝の上に白いノートを乗せるのも効果的。
光が反射し明るく映ってくれるようです。レフ版の代わりみたいな感じですかね。

白いハンカチでも大丈夫みたいなので、
どちらかは必ず持っていくようにしましょう。

服装は当然リクルートスーツ、
シャツはキレイにアイロンをかけておきましょう。
後は背筋をしっかり伸ばし、撮影すればクオリティの高い写真が完成するはずです!

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4.意外と大切!エントリーシートの郵送方法

やっとの思いで完成させたエントリーシート。

それを郵送する場合の正しい郵送方法ってご存知ですか?

恐らく、「エントリーシートの郵送方法は完璧!」
と言える就活生の方は少ないのではないでしょうか。

企業には、
大量のエントリーシートが送られてきます。
送り方のマナーがしっかりしていないと、

人事担当者に、
「この就活生はこんなことも知らないのか」
「この人のエントリーシートは見るまでもないな」
と思われてしまうかも・・・

エントリーシートの中身で選考する前に、
既に選考は始まっている!!

といっても過言ではありません。

選考する前に一歩リードするために、
下記の記事も是非参考にしてみてください。

リンクURL:https://haredas.jp/entrysheet_-envelope/

封筒の色、
封筒のサイズ、
宛名の書き方、
送付状、
封筒の閉じ方、
などなど。

知っておいて損はない内容を解説しています。

5.まとめ

完成度の高いエントリーシートを作成するためには、
「自己分析」「書き方」「写真」
この3点が非常に重要なポイントです。

プラスα正しい郵送方法を知っておくことで、
確実に書類選考を突破する確率がUPするはずです。
是非、参考にしてください!

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